外傷性脳損傷(TBI)とは

TBIの症状 -患者さんが自覚できる症状の例-

損傷後、早期には頭痛、吐き気、めまい、意識障害などが現れる方もいれば、症状がまったくない⽅もいます。
時間が経っても運動機能障害⾼次脳機能障害が残っている場合、その症状を⾃覚しやすくなることがあります。また、てんかんなどの症状が、後から現れることがあります。

患者さんが⾃覚できる症状の例

急性期
急性期

最終的にどの程度まで回復するかは、年齢、脳損傷の程度(意識障害の⻑さ、記憶障害の程度)などによって異なります。

TBIによる症状やその経過は、ケガの部位や程度により、それぞれの患者さんで異なります。

監修国際医療福祉⼤学医学部 脳神経外科学
教授 末廣 栄⼀ 先生